FC2ブログ

英語耳とは何か

テーマ「英語教育必修化」

 

新学習指導要領の完全実施に伴い、4月から、これまで段階的に導入が進んできた小学5、6年の英語の授業がすべての学校で必修となります。

そこで

(1)小学校からの英語教育に効果はあると思いますか

(2)日本の英語教育に実用性はありますか

(3)英語必修化は国際的な人材の育成に役立つと思いますか

について、あなたの意見を聞かせてください。意見は1月18日午前11時までにお願いします。


http://sankei.jp.msn.com/life/trend/110113/trd1101132027010-n1.htm

 

 

こういうアンケートを見ると、設問のアホくささにヘタれてしまうのは私だけか?

 

まあ、産経じゃしょうがねぇから答えてやる。

 

(1)小学生ってのはだな、1年から6年まであってだな、学年によって肉体的にスゲー差異があるってことを考えて質問してください。

 

(2)実用性がないと考えてるのは、学生時代に努力しなかった人です。

 

(3)国際的な人材の定義が分りません。

 

 

 

というわけで、質問(1)をベースに英語耳について:

 

 

まず、英語と日本語の違いについて考える必要がありますが、英語との違いというと何かと文法が引き合いに出されますが、実は最大の違いは音にあります。音とは、空気を伝わる振動で、それを数値化したものが周波数と言うヤツであります。

 

英語と日本語は、この周波数において数ある言語の中でも最も遠い位置にあり、英語は高周波音を多用し、日本語は低周波音を多用します。

この高周波な英語の音は、主に母音のない"t"や"s"などの音で、コイツらが日本人に英語を聞き取りにくくしている犯人です。

 

よく日本語にない"r", "l", "th"みたいな発音がうんちゃらかんちゃらと言われますが、日本語にない発音であっても母音とセットであれば聞き取ることは難しくありません。子音単体になると聞き取れない場合もあります、というか語尾にくる単体の"l"なんか何の音も発していません。

 

つまり、子音が単語の中でどのように現れるかによって高周波になったり、ならなかったりするわけです。

 

では、この高周波の英語の音をどうやったら聞き取れるようになるのかと言いいますと、まず、以下の質問に答えてください。

 

 

質問: あなたは10歳以下ですか?

 

 

Yesと答えた方 → 可能です。

 

Noと答えた方 → 無理です。

 

 

 

人間の耳の能力は、10歳ぐらいまでに完成すると言われています。それを過ぎると絶対音感は身に付きませんし、英語の高周波音も超音波になってしまい聞き取れなくなります。知らない単語が聞き取れないという現象は、これによって起こります。

 

巷で、よくある英語耳を鍛えるという学習材料は、英語の語順に慣らせて英語を聞き取らせるようにするもので、大人がいくらやっても絶対的な英語耳が養成されるわけではありません。とはいえ、体で文法を覚える方法ですので、文法が苦手という方には良いかも知れません。世の中、理論から入るより体で覚えた方がという方も多くいらっしゃいます。かく言う私も、英語のスペルを頭で覚えられず指で覚えるヘンなヤツです。

 

これらの理論をベースに「小学校からの英語教育に効果はあると思いますか」という質問に答えると、小学校5、6年で始めるなら中学から始めるのと大して変わりありません。

 

小学生から始めるなら、逆に1年から4年までの間にネイティブの発音を鬼のように聞かせれば、「英語耳」という財産ができあがるので、やる意味は多少あるかもしれません。しかし、日本語のボキャブラリ自体が少ない年代ですので、いずれ英語のボキャビルの努力は必要ですが耳を使える分楽でしょう。

 

 

で、10歳を超えてしまった大人のあなたに朗報です。英語にこだわる必要はありません。日本語に周波数の近いドイツ語やインドネシア語、あるいは文法がそっくりな朝鮮語など国際的な人材(爆)になる道は数多ございます。

 

それでも、英語でなくちゃと言うあなた。耳ができあがっちゃってから英語を学ぶ場合、文法とボキャビルを極めるのが一番効率的です。よく、日本の英語教育では文法中心がフンダララーとやり玉に挙がっていますが、それに騙されると一生英語は出来るようになりません。私自身、文法中心がフンダララーと言っているヤツで英語が出来るヤツに、未だかつてお目にかかったことがありません。

 

 

 

語学のプロを養成する通訳学校の先生の名言

 

「語学を学ぶのにコレをやらなくちゃという事は沢山あるが、コレさえやればという特効薬はない」

 

 

 

 

AUTHOR: kentanto DATE: 01/15/2011 21:16:56 日本人て使わないものに金を掛ける項目として、英語関係への投資って言うのが一番じゃないですかね。その次が意味のない大学進学。 英語は90%以上の日本人にとって実用レベルで使う機会なんかありはしない。そのありはしないものに学校教育がそこまで力を入れる意味について根本的に考えてみるべきでしょうね。なんとなくやるべきってことが前提になるのがおかしい。それにやらない場合にどういうことが起こりえるのかデメリットもあるだろうけど、メリットだってあるんだからそれを考えないのっておかしい。 大学については、日本は大学行かなくたってまともに生活できるし、それで差別されるわけじゃない。職人としてまっとうに人生が送れて、その上で地域や仕事先に感謝されることもあるし、ものによっては人間国宝になれる。ちょっと考えてみるとこれってすごいですね。他の国ではまずありえないでしょう。 当然個人の努力は必要ですが、それはその道にすすもうとするならば当然必要となること。そしてそれは大学の勉強とはまた別なものですからね。 やっぱり日本は世界で異端なんだろうなぁ。でも日本人で幸せ。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

 もう、技術的にどうこうとかじゃなくて、日本国内で英語を真剣に必要とする人間がどれだけいるのか?って話ですよね。
 ガイジンさんに道を聞かれたときに必要?何年に一度あるかないかの海外旅行のときに使う?
 
 その程度の動機で本当に真剣にやる気なんか起きるわけないじゃないですよね。英語は選択科目でいいと思います。その方が却って日本人の英語力は上がるような気がします。
 
 国際化、国際人??。しかし、世界に受ける日本のコンテンツ、アニメ、マンガを制作している人々が英語に堪能なんて聞いたことがないような・・・。大体、日本人が勝手に国際的とか国際人なんていっているコンテンツや人で本当に「国際的」なものなんてあったためしがないような気がするのは私だけでしょうか??

50になってしまった私としては、耳の痛い話ですww
どうしても英語漬けの生活をしたいのならば、副音声で英語を聞きながらニュースを見、TVもCSの英語版を聞き続けれけば、英語圏の連中の独善性もそこはかとなく見えてきますww
私自身が日本で英語が必要になってくるのは、仕事上『英語圏のホームページ』から最新かつ正確な情報をオンタイムで吸い上げるときぐらいなものです。

To tm05311さん
>国土が広い事は良い事なのか?と同じ趣旨ですね。
>英語教育の目的が検証されずに、「英語が必要だ」だけが突っ走っている。
>ご指摘の通り、国際的な人材の意味が分かりませんが、
>義務教育で日本人全員を国際的な人材を育成する必要があるのか?
>この辺も全く検証も議論もされていません。
>
>英語学校のTVCMで、外人に道を聞かれて英語で案内出来て良かった!
>という笑えるものがあります。
>いつ起きるか分からないことに備える心掛けは、必要ですけど、
>その前に、日本語で道案内が出来るのか?そこが抜けてます。
英語を使って何をするのか?
これが明確でない事が、英語が出来るようにならない一番の原因なんですが、国を挙げて分っていないと言う・・・

To prijonさん
> もう、技術的にどうこうとかじゃなくて、日本国内で英語を真剣に必要とする人間がどれだけいるのか?って話ですよね。
>
> ガイジンさんに道を聞かれたときに必要?何年に一度あるかないかの海外旅行のときに使う?
> 
> その程度の動機で本当に真剣にやる気なんか起きるわけないじゃないですよね。英語は選択科目でいいと思います。その方が却って日本人の英語力は上がるような気がします。
> 
> 国際化、国際人??。しかし、世界に受ける日本のコンテンツ、アニメ、マンガを制作している人々が英語に堪能なんて聞いたことがないような・・・。大体、日本人が勝手に国際的とか国際人なんていっているコンテンツや人で本当に「国際的」なものなんてあったためしがないような気がするのは私だけでしょうか??
>
ノーベル賞の益川博士も英語があまり話せないようですが、彼は明らかに国際的に大きな貢献をした国際人です。そして、自称国際人ほど国際的に何の貢献もしていない自己満足な連中だったりします。

To hanehanさん
>50になってしまった私としては、耳の痛い話ですww
>
>どうしても英語漬けの生活をしたいのならば、副音声で英語を聞きながらニュースを見、TVもCSの英語版を聞き続けれけば、英語圏の連中の独善性もそこはかとなく見えてきますww
>
>私自身が日本で英語が必要になってくるのは、仕事上『英語圏のホームページ』から最新かつ正確な情報をオンタイムで吸い上げるときぐらいなものです。
>
耳の能力を補うのが文法とボキャブラリなんで、100%の英語耳なんて必要なないんです。実は英語圏でも、地域が違う人間同士だと結構聞き間違いも多いですし。
最近ではブラウザの翻訳機能でも結構カバーできますし、英語にこだわらずいろんな言語のサイトを見たりできますし。必要な情報がタイムリーに得られれば何の問題もないですね。

EXTENDED BODY:

EXCERPT:

KEYWORDS:
プロフィール

maaz

Author:maaz
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR